新作情報と「名無しの挽歌」の宣伝
- 2016/03/31
- 23:45
なにげに明日新作が出ます。現在連載中のきなくさいコラムです。文字数は20,000字ぐらい。連載に先立ってカクヨムに関するきわどいトピックを読めます。連載は来週終わる予定で、ある程度の反響が出たら一部の記事だけ残してKDPセレクトにする予定。無ければそのままですけど(笑)。さて、「名無しの挽歌」、もっと話題になるかと思ったらさっぱり人の口にのぼっておりません(笑)。これを書いた時の手ごたえは正直かなりあった...
下世話な新連載「外野から見たカクヨム・ウォーズ~傍観者の言いたい放題~」 さらに「三バン」について
- 2016/03/30
- 07:00
前章で述べた「ジバン」「カンバン」「カバン」についてもう少し掘り下げてみよう。 前述の通り、「ジバン」は政治の世界では支持者や後援会等の応援してくれる土壌を指す。個人作家で言えば「自分のフィールドで感想を書いてくれるファン」というところか。彼らがカクヨムのコンテストまで来て応援してくれるかどうかは微妙な気もするが。 カンバンはそのフィールドでの知名度になるだろう。名前を見た事があるという程度でも...
無料配布結果発表
- 2016/03/27
- 00:16

エッセイの初稿終わっちゃったよ……(笑)。文字数は現時点で17,000字ぐらい。これを連載にするかどうか考え中。それはさておき、「名無しの挽歌」の無料配布が終了しました。ランキングは最高が20位あたり。表紙のお陰ですね。ダウンロード数は225。実売に繋がるかどうかはよく分からん。でも作家志望限定で泣くかもしれません。実は結構えげつない話だったりするので。実はわなびモノって狙い目のジャンルなんじゃないかと思...
無料キャンペーンの傍ら、俺はすでに次回作を書いている(森博嗣式)
- 2016/03/25
- 23:46
現在無料配布中の「名無しの挽歌」、支えてくれる皆様のお陰でランクイン出来ました。大体26位あたりを漂っているみたいです。さてさて、私は既に新作に着手しております。次回はやや焦げ臭いエッセイなのですが(笑)、文字数は既に1万字を超えています。スマホをいじってメールでパソコンに送っていたら想像以上に執筆が捗る事が分かりました。綿密に計算しないといけない作品は厳しそうですが。ただ、焦げ臭いだけにエンタメ...
新作「名無しの挽歌」リリース&無料配布!
- 2016/03/23
- 22:42
ようやく新作が完成しました。タイトルは「名無しの挽歌」です。(以下商品説明) トンネルを抜けても、そこは絶望だった。 ――これは負け犬の物語だ。 無気力な大学生だった俺は、何を血迷ったのか、作家を目指すという過ちを犯した。不遇時代を過ごす中、才能溢れる仲間達が次々と挫折を味わい消えていく。不条理なこの世界に、俺達の居場所はあるのか……? もう一度言おう。これは負け犬の物語、敗残者の悲鳴で綴られた記録。...
作文コンクールに物申す
- 2016/03/21
- 00:41
昨日焦げ臭いエッセイを思いつきまして(笑)、友人にこの構想を今日話してみたところ、そこそこイケそうな気がするのでブログ連載とKDPで発表してみようかと思っています。諸般の事情で完成はなるべく急ぎたい。後だしジャンケンにするのは卑怯だから。詳しくは言えませんが。新作の校正が終わったら速攻で書き始めます。さて、今日は学校教育に物申しますか。私は小学生時代に作文コンクールで銅賞を獲った事があるのですが、ぶ...
新作の断片
- 2016/03/19
- 11:06
新年になっても幸薄子とは心の壁が消えていなかった。少なくとも怨まれる事はしていないはずなので、毎日無様な姿を曝したせいで呆れているだけなのだと思う。だが、一度交わった女が冷たいというのは精神的にキツいものがある。気付けば幸薄子も年を取り、普通のオバさんに近付きつつある。喋り方がホワホワしているだけに、顔に刻まれつつある小皺とのギャップが痛々しい。 俺自身は少しも変わっていない気がするのに、周囲の...
新作の断片
- 2016/03/14
- 12:45
幸薄子(さち うすこ)は「それじゃあ後はお願いします」と事務所に引き返して行った。「おい」 静かになった倉庫に、重苦しい声が響く。 振り返ると、さっきまで純朴そうに見えた増本の顔が、えらく底意地悪そうに歪んでいた。「テメエ、初日から何やってんだ、ああ?」 胸倉を掴まれ、すさまじい力で引っ張られる。「その、あの、だから幸薄子さんと再会したのが嬉しくて、つい……」 俺は遠慮なく幸薄子を悪者にした。「舐...
進捗と売名と毒と嫉妬
- 2016/03/13
- 23:20
まあま、カッコよくなった懐メロでも聴きながら。推敲、思ったより進みました。月内の発売は大丈夫そうです。しかし推敲って一番しんどい作業かもしれませんね。手を抜こうと思えばいくらでも出来るし、こだわろうとすると色々大変な要素が出てくる。推敲の傍ら、美少女的な要素もある程度勉強しておかないといけないかなとまたよく分からない向学心を出してしまったのですが、ラブライブの映画版(WOWOWで録画したやつ)を観てみ...
分かる人にしか分からないエロス
- 2016/03/12
- 23:43
今日は先輩達の卒業式だ。正直、だるい。みんな似たようなことを思っているのだろう。 僕には憧れの先輩なんていないし、別れを惜しむような兄貴分もいない。そうなると遠い親戚の結婚式に出席しないといけなくなったようで、妙なめんどくささがある。 それでも送る言葉とかを間違えると怒られるんだろうなーなんて思うと憂鬱だ。損しかしていないだろ、僕ら。 することもないし、時間まで机に突っ伏して寝てようかと思ってい...
「名無しの挽歌」coming soon!
- 2016/03/12
- 21:17
俺は彼女で、彼女は俺だ。俺は文学賞に落ちたら電子書籍にシフトしていった。それは作家のキャリアを続けたかったからだ。いつまでも観客のいない芝居なんぞやりたくなかったのだ。 ――これは負け犬の物語だ。 無気力な大学生だった俺は、何を血迷ったのか、作家を目指すという過ちを犯した。不遇時代を過ごす中、才能溢れる仲間達が次々と挫折を味わい消えていく。不条理なこの世界に、俺達の居場所はあるのか……? もう一度言...
勝ちに行くとは、勝ちに行くという事である
- 2016/03/11
- 23:22
推敲が終わらない。知ってたけど。やっぱり15万字ぐらいあると作業量が全然違いますね。忙しいのもあり、月内でリリース出来るかすら微妙。そして今回は全編において無料配布アリ。利益0の危険アリ。どんな殉教者やねん。さて、今日は説教ジジイモードです。最近個人出版界隈を見ていると、多方面でガマンが足りないんじゃないかと思う方が散見されますね。某コンテストしかり、自著の売上云々についてしかり。結論から書いちゃ...
あなただけにしか届かない当てこすり
- 2016/03/06
- 22:53
「俺はホモじゃない」 兄の口癖だった。「松井秀樹のスイングを見るだけで射精できる」とか言っていたけど、彼自身がそう言うのなら本当なのだろう。 小学生だった僕は、どうしようもない兄の背中を見て育った。 兄は地元の大学に通うも、麻雀と酒とヤリサーの女に溺れて単位を落としまくり、大学八年生になってもその悪癖を克服できずタイムアウトとなった。 学生課の人とか両親とか近所の坂本さんとか、兄の将来を憂いて動い...
次回作の断片
- 2016/03/06
- 11:35
今日は初面接の日だ。とは言っても、大して緊張していない。なぜなら俺は数ヶ月先に発表を控えている文学賞を獲得して作家となるのだから。これからするのは就職活動を実地で経験するための取材で、その結果がどうだろうが知った事じゃない。どれだけ無残な結果に終わっても、それが作品に反映されれば勝ちなのだ。 俺は強気だった。ペンという武器を手に入れた瞬間、何にでも勝てる気がした。 俺が受けた面接はよく分からない...
(不毛な論争)三点リーダ論争(不要な炎上)
- 2016/03/06
- 00:10
電書ちゃんが誰に似ているか思い出しました。FF9のエーコですね。一人で突っ走って能力以上の事をやろうとして自爆するところなんかそっくり(笑)。(動画は音楽以外動きが無いのでBGMにでも)まあんな事はどうでもいいです。今回のトピックは意外に火力の高そうな話題ですね。皆さんにちょっと質問です。会話分で「……」っていう表現ありますよね。(例文)「あたしの魅力って何だと思う?」「あたたかいところかな?」「嬉しい。...
初稿終わる他
- 2016/03/02
- 22:47
新作の初稿がようやく終わりました。現時点だと文字数は144,000字ほど。鬼娘~よりちょっと短いぐらいですね。想像していた以上の長旅となりました。今回の作品は私の得意なわなび物なのですが、今までみたいに界隈の一部がスリリングさを味わう作風ではなく(笑)、もっと作家志望が書く事に対しての想いを詰め込んだ作品ですかね。ヘリベ氏に「長編書いたら読むよ」と言われた短編を別のカテゴリーで再生して捻った感じでしょう...